基礎知識編


 FF4を初めてプレイした人が必ずと言っていいほど苦労するのが、序盤の戦闘における魔道士の扱い方でしょう。杖やロッドで「たたかう」を選択した場合に敵に与えるダメージは少なく、またよくミスをします。かと言って魔法を使用すると、すぐMPが無くなってしまいます。HP・防御力も低いので戦闘が長引くと戦闘不能になり易く、「お荷物」的存在と感じた人は多いと思います。MPが無いと無能な魔道士を「ストーリー上の人物(設定)だから!」と諦め、最大MPを上げるべく無用のレベルアップに励んでいる方々も、少なくないはずです。

 しかしそれは、彼らの本当のあるべき姿ではありません。魔道士の本当の強さとは、彼らの使用出来る武器に秘められているのです。序盤で入手可能な武器とその秘めた力は、下表の様になっています。
武器名効果対象
毒を消す味方:単
敵方:単
癒しの杖HP回復(ケアルと同等)味方:全
ロッドエネルギーの塊をぶつける味方:単
敵方:単
アイスロッド冷気をぶつける(ブリザドと同等)味方:単・全
敵方:単・全
フレイムロッド炎をぶつける(ファイアと同等)味方:単・全
敵方:単・全
サンダーロッド電撃を食らわせる(サンダーと同等)味方:単・全
敵方:単・全
 これらの武器は、装備して初めて「アイテム」として使用できます。戦闘中に「アイテム」を選び、アイテム欄の上の更に上に装備している武器が表示されるので、それを選ぶだけです。何より嬉しいのは「MP消費やアイテム消費する事無く、無限に使える」ことです。

 魔道士3人と暗黒騎士という最悪のパーティーで挑む、「試練の山」。まさに試練以外の何物でもないのですが、上記の内容を知っていればピクニック気分で攻略できます。暗黒剣の効かないグール・レブナント・スカルナントといった敵は、パロムとテラがフレイムロッドでサクサク倒してくれます。その間、ポロムは癒しの杖で回復。セシルだけが何もしない、情けない状態ですが(^^;

こういった「秘めた力を持つ武器」は、他にも存在します。あとは自力で見つけましょう(って攻略本には載っていますが)。武器一つ使い分けることで攻略がガラリと変わってしまうのも、FFの隠れた魅力です!

2003/03/16,1998/12/16


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